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決済額が初の5兆円台に!電子マネー決済動向

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決済額が初の5兆円台に!電子マネー決済動向

決済額が初の5兆円台に! 電子マネー決済動向

ここ数年で、すっかり私たちの生活に定着した電子マネー。コンビニや自販機などちょっとした買い物に便利に使っている方も多いでしょう。わが国での電子マネー利用はここ数年増加傾向にあり、昨年1年間での決済金額は合計で5兆円を超えたことがわかりました。ここでは日銀が発表したデータを参照しつつ、最近の電子マネー決済動向を見ていきましょう。

電子マネー決済額5兆円超え、決済件数は50億件超え

日本銀行決済機構局が2017年2月に公表した「決済動向」で、国内の電子マネーによる決済金額が初めて5兆円台を突破したことがわかりました。
2016年の決済金額は、前年より10.8%増となる5兆1,436億円。件数は前年の11.0%増となる51億9200万件で、こちらも調査開始以来初の50億件超えとなっています。

決済金額(単位:億円)

2014年 40,140(+28.0)
2015年 46,443(+15.7)
2016年 51,435(+10.8)

決済件数(単位:百万件)

2014年 4,040(+22.6)
2015年 4,678(+15.8)
2016年 5,192(+11.0)

決済金額、件数ともに伸び率に注目すると前年までに比べやや緩やかになってきていることがわかりますが、これはここ数年で急激に電子マネー決済が普及し、定着してきたためと考えられます。

調査対象となったのは交通系(Suica、ICOCA、PASMO、SUGOCA、Kitaca)、事業系(楽天Edy)、流通系(WAON、NANACO)の計8社のIC型プリペイド方式電子マネー。ただし、交通系の電子マネーについては、乗車や乗車券購入に利用されたものは含まれていません。上記8社の電子マネーが利用できるカードやスマートフォンなどの発行数は2016年末の時点で3億2,862万件。うち携帯電話が3,091万件を占めています。

電子マネー利用増の背景は?

決済額が初の5兆円台に! 電子マネー決済動向

電子マネーの決済金額や決済件数は年々増えていますが、1件当たりの決済金額については2014年994円、2015年993円、2016年991円とほぼ変わっていないことがわかりました。

WAONやNANACOは、決済時にポイントを付与することで利用を促しており、主婦層などを中心に小売店での少額利用が増える要因となっています。

また、SuicaやPASMOなどの交通系電子マネーは、都市圏など電車で通勤、通学する人を中心に保有数が多く、乗車以外での決済利用についても増えていると考えられます。

スマートフォン向けの専用アプリを用意している電子マネーも多く、近年のスマホの普及も電子マネー利用増の一因となっています。特に昨年10月からiPhoneでSuicaを利用できるようになったことは利用の拡大につながったと言えるでしょう。

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