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COLUMN

なぜVISAがクレジットカードのシェアを占めているのか?

クレジットカード決済

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先日VISAが世界56%シェアをしめている(https://www.robotpayment.co.jp/blog/7236/)とお伝えしましたが、
なぜVISAがシェア一位を獲得しているのかを今回はお伝えができればと思います。

クレジットカードのなりたち

世界初のクレジットカードは1950年に発行されたダイナースカードです。
ダイナースクラブは創業者の一人であるマクナマラがレストランで食事をした後、財布を忘れていることに気付き、慌てて電話して夫人に現金を持ってきてもらいました。
支払いは済ませることができたものの、待っている間、非常に気まずい思いをしました。
そこでほかの人たちに自分と同じ思いをしてほしくないとたちあげたのがダイナースクラブです。
その後マスターカードやアメリカンエクスプレスなどが立ち上がりました。

初期のクレジットカードは入会基準が厳しくかつ年会費が高額だったため、会員は、大企業の管理職、医師、弁護士、企業の経営者など富裕層ばかりでした。

なぜVISAが一番広まったのか?

VISAの創業は1958年です。
VISAがほかのクレジットカード会社と違った点はほかのクレジットカードが富裕層にターゲットを絞ったのに対し、VISAは中流階級の消費者をターゲットにしました。
中流階級向けだったので、入会基準や年会費は他社と比較して低く設定しました。また中流階級向けならではの「リボ払い」を開発しました。

またVISAは、国や地域によって、使用する貨幣、言語、法律、文化、風習、政治的背景が違うため、加盟店に一任することによって世界展開を容易にしました。
具体的には「加盟メンバーは自由に価格、市場を決める事が出来、VISAの名の下に自分達の商品を自由に提供しても良い。」としました。

また1973年VISAは世界初、24時間オンラインでの認証体制を確立をしました。
このことにより1980年代初期に当時世界最大シェアを持っていたMaster Cardを追い抜きました。

VISAの今後

今後VISAは新しい決済体験を推し進めていきます。

現在VISAは2020年に向けて新ブランディングキャンペーン「NEW NORMAL(ニューノーマル)~支払いの進化で、明日の当たり前を作る~」を行っています。
具体的には
①国内のキャッシュレス化のさらなる推進
②イノベーションの推進
③加盟店にとっての利便性、安全性、将来性の高い決済の提供
を目指しています

VISAの調査によると、5,000円以下の少額決済の91%が現金決済とのことです。
これを解決するため、VisaデビットやVisaの非接触決済を進めていこうとしています。

個人間の送金、デビットカードを活用した送金、割り勘アプリ、企業から個人などへの支払いなど、利便性の高い決済体験を提供するためトークンテクノロジーの推進も進めています。

 
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