BtoC向け不動産賃貸の管理費・家賃回収の課題とは

経理

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入居者と物件オーナーの間に入り、物件管理や家賃の回収業務を行われる
ビジネスを行われる不動産管理会社の課題について、本記事では取り上げていきます。

不動産管理会社の収益源は?

まず、不動産管理会社の主な収益源は物件オーナーの不動産収入に応じた、委託手数料となります。
この委託手数料は物件オーナーとの間で取り決めが行われた率で計算され、入居者から回収した家賃収入に対して、かけられるものとなります。

また、不動産仲介業も兼務し、仲介手数料を合わせて収益源とされるケースや、最近では、入居率を上げるためのコンサルティング業務等、本業のビジネスノウハウを利用した展開を行われるケースもありますが、本ブログでは本業の委託手数料にフォーカスを置き、ご説明を行わせて頂きます。

不動産管理会社の課題とは?

不動産管理会社では以下を課題に感じている企業様がいると思います。

「月々の入金消込の業務量」

主な収益源が家賃収入に対する、委託手数料になる為、空き室を出さないこと、また、新規の入居者を獲得することが同業態では必要になります。

入居者を増やしていくということは、イコールで月々の物件毎の家賃を消し込んでいくという作業が増えていくことになりますので、負担になりやすい業務になります。

実際に弊社にも不動産管理会社からのお問い合わせをいただいておりますが、その課題はおおむね共通しており、上記の入金消込に関する課題となります。

入金消込に関する課題

入金消込自体はクレジットカードを利用すれば、月々の作業を大幅に減らせるのですが、同業態の方とお話をさせて頂くと、個人相手のビジネスにも関わらず、あまりクレジットカード等の導入が進んでおらず、銀行振込・口座引き落としを利用されているケースが多いように感じられます。

こちらの理由を確認していたところ、以下の課題がありました。

「不動産管理会社の委託手数料の相場が3~7%」

この委託手数料の相場の比較対象として、クレジットカード決済の手数料の相場が何%かという点で比較するとクレジットカード決済の手数料の相場は3~5%の為、なんと収益のほとんどが、手数料になってしまうということがわかりました。

「請求管理ロボ」でお役立ちできる機能

ROBOT PAYMENTが提供する「請求管理ロボ」では、管理会社様で家賃の回収・徴収方法として利用が多いと思われる、銀行振込と口座振替の入金消込業務を簡略化するための自動入金消込機能というものがあります。

例えば、バーチャル口座という金融機関が提供する、親口座番号に紐づけて子の口座番号を発番するサービスをご利用の方では、

・日々の入金データ自動取得
・口座番号を利用したシステム処理による自動入金消込

また、口座振替をご利用の方では、

・引き落としデータのシステム連携による登録
・引き落とし結果の自動反映
・引き落とし結果と債権のシステム処理による自動入金消込

という、同業務における業務効率化を支援する機能が用意されております。

他業種にはなりますが、以下の事例のお客様では2日かかっていた入金消込作業が、2時間に短縮されたという事例もあり、是非ご参考にして頂ければと思います。
ベルフェイス株式会社・事例ページ

この記事の著者紹介

中野 孝啓
株式会社ROBOT PAYMENT セールスフォース課 マネージャー

慶應義塾大学大学院 経営管理研究科にてMBAを取得後、株式会社ROBOT PAYMENTに新卒として入社。
経理業務を経た後に、「請求管理ロボ」のカスタマーサクセス部門立ち上げを経験。
その後、「請求管理ロボ for Salesforce」の開発当初からプロダクトオーナーとして参画し、また、お客様への提案から導入支援、アフターフォロー、商品企画と幅広い業務に従事。また、セールスフォース・ドットコム社の認定資格である、認定アドミニストレーター、認定アプリケーションビルダー、認定SalesCloudコンサルタントを保有。

監修
【監修】藤田 豪人 株式会社ROBOT PAYMENT 執行役員

2019年当社に入社、執行役員に就任。
当社に入社以前は株式会社カオナビにてコーポレート本部長、複数の情報IT企業にてCMOなどを歴任。
現在は、当社のフィナンシャルクラウド事業及びマーケティング全般を統括。
  • 請求管理クラウドサービス「請求管理ロボ」
  • 請求管理ロボ