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事業概要

2.事業概要

サブスクペイ

「サブスクペイ」は、2000年の創業時から「インターネット決済代行サービス」として提供している、BtoC、BtoB向けのサブスクビジネスに特化した顧客管理・自動決済ソリューションです。当社は、クレジットカード会社や銀行などの決済事業者と決済を利用したい企業・加盟店をつなぎ、決済・顧客管理・課金システムなどの決済手段を一括して提供しています。
また、顧客との接点となるWebサイトの作成・顧客情報の収集・決済・プラン変更・解約までワンパッケージで完結できるのが特徴です。新規事業や短期間での立ち上げが求められる事業展開を、低コストかつスピーディな導入サポートするとともに、高いカスタマイズ性を活かして事業成長に合わせた機能提供を行い、加盟店の工数やミスの削減を実現するとともに、事業拡大を強力にサポートします。


請求管理ロボ

「請求管理ロボ」は、2015年から提供している、請求書発行だけではなく決済・債権管理を付加したBtoB向けの「請求業務負荷を約80%削減する」請求・債権管理システムです。これまで手作業で行っていた、請求・集金・消込・催促といった請求業務や債権管理までを一気通貫ですべて自動化し、経理の業務負荷・債権リスクを減らすシステムです。クレジットカード決済・口座振替・銀行振込など、豊富な決済手段を低い手数料でラインアップしており、顧客数・請求件数の急激な増加へ対応することで企業の競争力を高めます。


請求まるなげロボ

「請求まるなげロボ」は、2019年から提供しているBtoB取引における請求業務を完全代行し、企業のキャッシュフロー改善を支援するサービス です。
与信審査から、請求書の発行・送付、入金消込、督促までの請求業務の全プロセスを代行し、また、売掛金100%保証により未回収リスクをゼロにすることで、企業の安定した資金繰りを実現します。新規事業との相性はもちろん、既存事業の請求フロー(請求・集金・消込・督促)との連携もスムーズに実施できます。事業部内だけで完結できず小回りがきかないといった課題にも、請求まるなげロボを活用いただくことで解決することができます。


1click後払い

「1click後払い」は、2022年から提供しているカード決済を利用した法人間のBNPLサービスです。売り手企業が発行した銀行振込の請求書を受領後、買い手企業がクレジットカード決済を選択できます。「1click後払い」を利用することにより、請求書を送付した売り手企業に対して、当社が買い手企業に代わって請求金額を支払います。その後、買い手企業による実際のキャッシュアウトは、クレジットカード利用の場合、クレジット会社の支払いサイクルに合わせて最大60日延長可能にし、資金繰りの改善を支援するサービスです。


1click早マール

「1click早マール」は、売り手企業が発行した請求書の売掛金を、最短3営業日で資金化できる早期入金サービスです。買い手企業が「1click後払い」を利用してカード決済を選択することで、売り手企業は通常よりも短期間での入金を実現し、資金繰りを改善できます。当社が事業者間決済サービスプロバイダー(BBPS)として加盟店業務を代行することで、与信リスクを低減し、貸し倒れのリスクも解消します。固定費がかからないため、スポットでの利用にも適しています。


ファクタリングロボ for Saas

「ファクタリングロボ for Saas」は、SaaS事業者向けに特化した売掛金の早期金化サービスです。サブスクリプションモデルにおいて、将来の月額利用料を最大1年分まで現金化できることを特徴としており、資金調達環境が厳しい中でも、安定したキャッシュフローの確保を可能にします。 社が長年にわたり培ってきた決済・請求管理のノウハウをもとに、請求業務の代行や与・回収までをワンストップで提供。審査や契約はシンプルで、少額債権からの利用も可能。営業活動や顧客との契約条件に影響を与えることなく、柔軟に導入できます。 スタートアップの資金繰り支援から成長投資の加速まで、用途は自由。広告投資や採用、開発といった事業成長に必要な資金を、スピーディかつ健全に確保することができる「攻めの資金調達手段」です。


3.収益モデル構成

ROBOT PAYMENTが提供する各サービスの収益モデルを、課金体系・ターゲットごとにマッピングしています。



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主にサブスクビジネスを行う事業者 BtoBビジネスを行う法人 請求書を受け取る法人・個人事業主 請求書を発行する法人・個人事業主
課金体系 説明 サブスクペイstandard サブスクペイProfessional 請求管理ロボ 請求まるなげロボ 1click後払い 1click早マール ファクタリングロボ for SaaS
イニシャル 初期導入費用
MRR スプレッド 加盟店の売上に対して料率で課金
フィー 決済処理件数に応じて課金
ストック(月額固定費) システム利用料などに対する固定費
従量費 郵送代行や請求処理件数などに対する従量課金

4.自己資本の健全性

預かり金について(貸借対照表への影響)

決済事業者から当社に顧客企業(加盟店)の売上代金が入金され、その後顧客企業に送金するまでの間に資金が滞留します。
この一時的な資金が預り金として計上されます。
当社内に滞留する期間は、その分貸借対照表に置いて、現金・預り金が増え、顧客企業へ送金されると、その分貸借対照表に置いて現金・預り金が減ります。そのため、総資産が増加し表面上の自己資本比率が下がって見える構造となっております。

預り金について(お金の流れ)

月次サイクルで資金が当社に滞留する仕組みとなっております。
締め日と支払日サイクルにより、最大50日間当社に資金が留まる構造となります。
顧客企業の売上代金は銀行やカード会社などの各決済事業者から当社へ入金されたのち、最大50日間当社に滞留し、当社から顧客企業へ送金されます。これは、各決済事業者と当社間で決まっている入金サイクルが、15日締め当月末払い、末締め翌月15日払いのため。一方、顧客企業と当社間で決まっている出金サイクルが主に末締め翌月末払い・末締め翌々月20日であるためです。

自己資本比率について

自己資本比率は表面上17.2%だが、預り金を除いた調整後自己資本比率は64.0%となり、実質的には高い安全性を有しております。
調整後自己資本比率64.0%は、情報・通信業の全上場企業平均32.9%よりも大幅に高い水準となります。

銀行の預金が負債として計上されるのと同様に、当社ビジネスモデルでは預り金が構造的に発生します。
これは決済代行業務における業務運用上の特性であり、当社の業績やビジネスモデルに根本的な問題があるわけではございません。
なお、固定負債上の長期借入金はなく、当社は極めて健全な財務体質を有し、今後も自己資本を活用し、長期的な安定成長および持続的な事業展開が可能となっております。