Policy経営方針

1.経営方針

当社の強み

当社の強みは、インターネット決済代行サービスを長年運営しており、それと連動する形で請求管理ロボを開発しているため、「代金回収の仕組み」を持つSaaS事業者であることです。


また「サブスクリプションビジネス向けの機能」を保有していることも、BtoCおよびBtoB両方のサブスク事業者に選ばれる強みです。
それらを実現するシステム構造としての「顧客管理データベースを保有していること」も当社の強みといえます。

2.成長戦略

ペイメント事業

インターネット決済代行サービスは、2022年に1兆円を超えるサブスクリプション市場におけるシェア拡大を狙います。
今後は、大手のBtoCのサブスク事業者を獲得できるプロダクトの開発に取り組み、顧客単価を上げていく予定です。


フィナンシャルクラウド事業

請求管理ロボは、400兆円の到達が見込まれるBtoB決済市場でのシェア獲得を目指します。
マクロ環境の変化に関しては、 2023年10月に控えた、インボイス制度導入などの法整備をはじめとする社会的な動きが急速な追い風となると考えています。


今後は、セールスフォースプラットフォーム上で動く大手企業向けのプロダクトを開発し、顧客単価を向上させ、リードの増加を狙います。


3.中長期戦略

以下の図のように、中長期的には、既存サービスの拡張によりターゲットを広げ、リカーリングビジネスを志向しながら、収益が地層のように着実に積み重なるビジネスモデルを推進していきます。


「請求まるなげオプション」
与信から請求、集金、消込、催促をすべて当社が代行して行い、売掛金を100%保証するサービス

「ハイブリッドBPO事業」
まるなげオプションの派生サービスであり、顧客業務の一部を当社が代行するサービス

「請求管理ロボ for Enterprise」
大手企業向けの複雑なシステム要件にも対応できるカスタマイズ性の高いプロダクト

「サブスクリプション事業者向けのSaaS事業」
インターネット決済代行サービスの現在のシステムでは対応できない複雑な要件をかかえる大手のSaaS企業向けのプロダクト

4.将来の事業展開

当社の提供するプロダクトを通して、日本のあらゆる請求先と取引されることを目指し、
蓄積した請求情報DBを分析・解析することにより、さらなる事業展開を模索していきます。

サービスのイメージとしましては、
・顧客の請求データを分析することによる解約防止やリピート促進などを行うマーケティング領域
・大量の請求データを解析することにり、請求先の与信を行うサービスや、売掛金回収予測を行うキャッシュフロー予測サービスなどの経理DX領域
・顧客の請求内容を分析し、相性の良い当社の顧客同士をマッチングしたり、顧客の請求先に別の顧客のサービスを販売したりというセールスサポート領域
などに展開していきます。