ウェブ決済導入も重要!?出願数を増加させるポイント

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ウェブ決済導入も重要!?出願数を増加させるポイント

ウェブ決済導入も重要!?出願数を増加させるポイント

少子化が進む近年、出願数の減少に頭を悩ませる学校法人や教育機関も少なくありません。
そんな中で、着実に出願数を増加させている学校もあります。これらの学校ではどのような取り組みを行っているのでしょうか? 出願数を増加させるためのポイントについて考えていきましょう。

ネット出願の先駆け、近畿大が出願数トップ

大学通信が発表した2015年度の私立大の一般入試志願者数ランキングによれば、志願者数が最も多かったのは近畿大学で、11万3,704人でした。近畿大学は前年度も志願者数トップでしたが、前年と比べても7.4%増とさらに出願数が伸びていることがわかります。

この人気の背景にあるのが、ネット出願です。近畿大学では2013年度入試からインターネットによる「エコ出願」を導入。2014年度入試からは紙の願書を廃止してエコ出願に完全に移行しました。出願の完全ネット化は全国でも初の試みでした。

合わせて受験料を一出願あたり3,000円値引きしたことも、人気の理由の一つとなっているようです。

東洋大もネット出願で出願数を伸ばす

ウェブ決済導入も重要!?出願数を増加させるポイント

一方、前年度からの志願者数の伸びが最も大きかったのが東洋大学です。前年と比べ34%増となりました。

東洋大学では2014年度入試から「TOYO Web Style」と名付けた、出願・合格発表・入学手続など実際に入学する段階まで、大学と受験生とのコミュニケーションを1つのウェブサイトで一貫して行う仕組みを導入しています。例年紙媒体として発行してきた約14万部の願書と約50万部の大学案内を廃止し、全入試インターネット出願へ移行したのです。

この試みに加え、受験料割引制度の導入や定員増の実施などもあって出願数の増加につながったと見られます。

ペーパーレス化が出願数増加のカギ

近畿大や東洋大の事例から、ネット出願は出願数増加の大きなカギの一つだと言えるでしょう。入試にネット出願を導入する大学はその後も増えており、2016年には私立大・国公立大合わせて73大学が紙の願書を廃止しています。

また、東洋大のように出願から入学手続きまでをペーパーレスで行える利便性の高さは受検者にも支持されると考えられます。出願料や入学金などのウェブ決済導入も重要だと言えるでしょう。

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監修
【監修】藤田 豪人 株式会社ROBOT PAYMENT 執行役員

2019年当社に入社、執行役員に就任。
当社に入社以前は株式会社カオナビにてコーポレート本部長、複数の情報IT企業にてCMOなどを歴任。
現在は、当社のフィナンシャルクラウド事業及びマーケティング全般を統括。