サブスクビジネスは解約防止が最優先事項の為、月々の取引件数が積みあがっていきます。
それに比例して請求件数が増加。管理業務が煩雑になっていきます。
同じ契約であっても請求頻度(一括払いや毎月払いなど)が異なるだけで業務内容が増えるため、請求・債権管理が煩雑なります。一括払いの場合、売掛金と前受金の分別、前受金残高の管理、月々の前受金の切り崩しなどの作業が増えます。
サブスクビジネスにおいて、固定の月額売上だけでなく、スポット売上や従量課金、月額アップセルなどが不定期に発生するため、毎月の請求内容が変わり、請求を確定させるのに時間が掛かり管理が煩雑になります。
提供サービスのプランに応じて、支払い方法を分けて、回収効率の向上を狙うが各集金手段のシステムが分断されているため、入金消込時に請求情報を入金情報を突合するのに時間が掛かります。
これらすべての課題を解決し、
業務を約80%削減できるのが「請求管理ロボ」
継続課金ビジネスにおける毎月の請求業務を効率化。顧客数が増加しても請求業務の負担や人材は増えません。
例えば、新規顧客30件、既存顧客1000件の場合、30件の登録で1030件の請求処理を自動で行います。
請求情報は新規顧客分を1度登録するだけ。受注処理時に契約期間に応じた未来分の請求予約データを作成します。あとは設定期日に沿って、請求書の発行・送付処理が自動で行われます。
月々の受注件数に対してのみ処理を作成すればよい為、工数を大幅に削減する事が可能です。
顧客情報と請求金額が入金データの情報と合致している場合、システム処理で自動引き当てを実施します。件数の多い消込作業の工数を削減する事が出来ます。
また、バーチャル口座や各種決済手段の利用により更なる消込の完全自動化も実現可能です。
前月の未入金額や振込手数料の差額などを消込を行わず、合算して次月の請求書に含めて発行することが可能です。前月までの未入金額(繰越残高)がいくらで、当月の請求金額がいくらなのかを計算し自動処理します。未入金の回収漏れを自動的に防げます。
よくある年間一括払いで、計上は毎月といったケースにも対応可能です。
一括請求時に契約月数に応じたレコードを連携。合計金額を帳票上に表示させながら裏側では前受金の切り崩しを自動処理します。面倒な請求書発行を自動化できます。
継続課金ビジネスで発生しがちな、複雑な料金体系や顧客ごとのイレギュラーにも柔軟に対応します。
対象期間には、1か月、3か月、半年、1年などが選択できます。また前払いや後払いの設定も自由自在に行えます。
1つの企業に対して、商品Aは毎月、商品Bは隔月、商品Cは単発といった請求が複数ある場合、月毎で合算して請求書を自動発行することが可能です。1枚の請求書で表現できます。
単発請求は、取引の度ごとに請求処理を行います。
定期定額請求は、継続的に取引を行う場合に指定スケジュールに沿って自動で請求処理を行います。
一定期間の売上集計から請求金額を確定させる定期従量請求は、発生した分だけ毎月の請求書作成予定日までにデータを追加し請求処理を行います。
定期定額の請求は、一度請求情報を登録すれば、次月から自動的に請求書作成・発行・送付まで自動化できます。
WEBフォームで受付した申し込み情報・決済情報を請求管理ロボにそのまま反映。導入4,800社の契約から請求までの処理を自動化できました。
毎月の請求件数が増加していくストック型のSaaS(クラウドサービス)のモデルに適した請求業務の体制が実現できました。
サブスクリプション(英語表記:subscription)とは、もともとは雑誌の「予約購読」「定期購読」という意味です。最近では利用期間に対して「定額」で対価を支払うサービスなどを指し、日本では「定額制」という意味で世の中に浸透しています。
利用期間は月単位や年単位で契約が結ばれ、利用頻度に関わらず一定の料金が課金されます。例えば、Amazon Primeは月額500円で、配送料無料となる上に、動画、音楽、本などが視聴し放題になったりと、料金以上のサービスを享受できるお得感から非常に人気です。
リカーリング(英語表記:Recurring)とは、「繰り返される、循環する」という意味を持つ言葉で、ビジネスにおいては、顧客は物やサービスを買い取るのではなく、期間内の利用に応じて料金を支払う契約方式のサービスを指します。身近なリカーリングビジネスは、水道光熱費が当てはまります。基本料金で一定した利益を獲得しつつ、毎月使用量によって料金が変動する従量制の課金形態になっています。
サブスクリプション、リカーリングはいずれも、同一の顧客に対して、一定の契約期間、継続したサービス提供を行うことで収益を上げるビジネスモデルでは同じと言えます。実際に国内において、同一の意味内容で語られることが多く、明確な使い分けがなされているわけではありません。
厳密には、サブスクリプションはOffice365のように一定期間サービスや商品を利用する権利を得るために定められた金額を月払いや年払いで支払っていくビジネスモデルを指し、リカーリングは携帯電話やプリンターのようにハードを安く売って通信やインクなどの利用で継続的に収益を得ていくビジネスモデルを指すという違いがあります。
継続課金(サブスクリプション・リカーリング)ビジネスの一番のメリットは、「利用者が存在する限り、継続的に収益を得られる」ことです。一度契約すれば解約されない限り、継続的に収益が得られます。
例えば、雑誌の定期購入の場合、初回登録時に手続きを完了すれば、毎月、自動的にクレジットーカード決済が行われ、雑誌が利用者に発送されます。利用者にとっては店頭に足を運ぶ必要がなくなり、買い忘れを防止できます。事業者にとっては、売上が一定以上見込め、売上予測などにも役立つというわけです。
一方で、利用者の増加は決済・請求業務の管理を煩雑にします。料金の回収の仕組みの構築を・効率化が課題になってきます。
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