複数決済管理とは?決済代行サービスを選ぶ時の3つのポイント

決済全般

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顧客に商品やサービスの代金を支払ってもらうための決済手段、あなたの企業ではいくつ利用していますか?

国際5大ブランドクレジットカード、口座振替、銀行振り込み、これらすべてを利用している企業では、それぞれの決済管理に手を焼いていることでしょう。しかしその悩み、複数決済管理機能がついている決済代行サービスを利用することで解消できるかもしれません。

今回は、業務を劇的に効率化できる決済代行サービスを選ぶ際のポイントについて紹介します。

複数決済管理とは?

複数決済管理とは、いくつかの決済手段を組み合わせて顧客側の決済方法の自由度を上げることができるシステムのことを言います。

例えば「ROBOTPAYMENT」では、クレジットカードと銀行振り込み、口座振替を事前に登録しておくことで、素早く多数の決済手段を利用できるようになります。これにより、顧客側のニーズにいち早く応えることも可能です。

もし決済手段口座振り込みのみしか用意していなかった場合、顧客側はこちらに合わせてわざわざ指定された銀行口座に振り込まなければいけません。決済代行サービスの複数決済管理の導入によって、顧客側の決済に関する手間を減らせるようになるでしょう。

決済代行サービスを導入するメリット

決済代行サービスを導入することによって、上記のような複数決済管理ができるようになること以外にもいくつかのメリットが発生します。詳しくみていきましょう。

多様な決済手段を低コストで導入できる

決済代行サービスを利用することによって、様々な決済手段を低コストで導入できるようになります。代表的なのがクレジットカード決済です。決済代行を利用せずに導入しようとすると、まずクレジットカード会社の審査が必要になり、審査に通った後はカード会社ごとに独自のセキュリティシステムを構築しなければいけません。

ところが決済代行サービスを利用すれば、これらの手間とコストがかからずあっという間に複数のクレジットカード決済を導入できます。

入金の一本化

顧客ごとにばらばらだった入金日。そのために毎日入金チェックを行い、確認できたものから順に経理処理を行う企業も少なくないでしょう。これでは業務の手間がかかりすぎており、効率的ではありません。

決済代行サービスを利用することで、毎月の入金が一本化されデータをまとめて処理できるようになります。複数の決済手段を利用しても同じく一本化できるため、経理業務の効率化が見込めます。

複数決済利用で顧客の取り逃しなし!

これまで決済手段が限られていることで成立しなかった契約も、決済手段の幅が広がることで一気に成立させられる可能性が高まります。

顧客に個人事業主が多い場合には、クレジットカード決済の導入によって新規契約を次々とれることもあるでしょう。

決済代行サービスを選ぶ時の3つのポイント

企業に多くのメリットをもたらしてくれる決済代行サービス、どの会社のサービスがいいのか迷ったら、次の3つのポイントに注視してみましょう。

決済手段の自由度

事業形態や取引先によって自由に決済手段を変えられるサービスは、将来的にも大きな力になってくれる決済代行サービスと言えます。

企業間決済にもクレジットカード決済が利用できる、ECサイトでキャリア決済が可能になる、定期購入ビジネスでコンビニ支払いが可能になるなど、あらゆる業種に対応できるサービスを選びましょう。

後々事業の方向性を変えたり新しい事業を展開したりした時でも、安心してサービスを利用できます。

顧客に合わせられる柔軟性

せっかく決済代行サービスを利用しても、顧客に合わせられる柔軟性がなければ意味がありません。クレジットカードは一通り使えるのか、口座振替の対応は素早いか、顧客が決済手段を変えたくなったときにもすぐに対応できるのかなど、実際に利用する顧客側に立った時、ストレスなく利用できるサービスを選びましょう。

銀行口座を一元管理

複数の銀行に散らばる自社の銀行口座を一元管理できる決済代行サービスを選びましょう。銀行口座を一元管理することで、入金確認漏れといったミスがなくなります。

まとめ

利用することで営業も経理も仕事がはかどる決済代行サービス。さらなる効率化を図りたいときには、同時に請求管理システムを導入しましょう。

しかし、決済サービスと請求管理システムは、違う会社のものを別々に導入すると円滑に利用できないことがあります。決済代行も請求管理も同じ会社が開発したシステムを利用するのがおすすめです。

 

監修
【監修】藤田 豪人 株式会社ROBOT PAYMENT 執行役員

2019年当社に入社、執行役員に就任。
当社に入社以前は株式会社カオナビにてコーポレート本部長、複数の情報IT企業にてCMOなどを歴任。
現在は、当社のフィナンシャルクラウド事業及びマーケティング全般を統括。