モバイル決済とは?特徴・メリット・種類を解説 | 企業のお金とテクノロジーをつなぐメディア「Finance&Robotic」

モバイル決済とは?特徴・メリット・種類を解説

決済全般

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最近耳にするモバイル決済ですが、モバイル決済とは?と聞かれて答えられる方は少ないのではないでしょうか。従来のクレジットカード決済とは異なった多くの魅力がありますが、各社が○○ペイを立ち上げた結果、そもそも具体的にどの決済がモバイル決済に該当するのか、理解できていない方も多いはず。

今回のブログではモバイル決済について、特徴・メリット・種類について解説したいと思います。

モバイル決済の定義

モバイル決済とは、従来のCAT端末やレジサービスとは異なり、モバイル端末(スマートフォンやタブレット)と連携を行いクレジットカードや電子マネー決済を可能にするサービスのことです。

モバイル決済と聞かれて想像するイメージは、Apple社が展開する「ApplePay」、ソフトバンク株式会社とヤフー株式会社の合弁により設立したPay株式会社が提供する「PayPay」などではないでしょうか。どちらの決済手段にも共通する点、それがスマートフォンなどモバイル端末を利用した電子決済ということです。

このモバイル決済は、政府が2020年までにキャッシュレス比率を40%(米46%、豪59%、英68%など世界の主要先進国と比較して、日本は約19%というキャッシュレス比率であった)を目標として掲げたことから多くの企業が参入し、競争が激化しております。

2019年年初、株式会社PayPayが行った100億円還元キャンペーンにより、一気に浸透したモバイル決済ですが、実は日本国内では2004年から「おサイフケータイ」がローンチされ10年以上にわたり決済手段として存在していました。ただし、今までにこれといったモバイル決済は誕生せずひっそりと影を潜めていました。2019年になってPaypayのようなバーコードを読み取る形式の決済が行える「コード決済」が登場し、それ以降モバイル決済市場が盛り上がっているのです。

モバイル決済の種類

モバイル決済では大きくわけて、2つの種類に分類する事が可能です。

1.QRコード決済 (モバイルアプリ決済)

QRコード決済では「PayPay・LINEPay・楽天ペイ・d払い」などが世間的に認知されてるサービスになるかと思います。

このQRコード決済は中国から広まったもので、加盟店・利用者としても利便性の高く、導入コストの低い決済手段です。加盟店側としては、決済端末の用意をしていなくても、店頭にQRコードさえ用意していればモバイルによる決済が可能になります。また利用者がQRコードを読み取る方式ではなく、加盟店が利用者のアプリに表示されるバーコードを読み取ってクレジットカード決済を行う方式もあります。利用者側としては、スマートフォンで専用アプリをダウンロードし、クレジットカードもしくは入金口座の登録・または事前にチャージした電子マネーなど引き落とし手段を紐づけることで、決済が簡単に行うができます。

また各社のコード決済にはそれぞれ特色があり、例えば「楽天ペイ」では専用アプリに楽天IDを紐付けることで、楽天ポイントが貯まる仕組みです。「LINE Pay」ではLINEアプリからコード決済が可能になり、既存サービスの割り勘・送金などにも対応しているため、LINEユーザーからしたら利便性の高い決済手段となります。

2.非接触決済(モバイルIC決済)

非接触決済は、ICチップを内蔵したモバイル端末に決済情報を登録し、モバイル端末にて決済を行います。代表的な例は「ApplePay・GooglePay・NFC(Felica)・おサイフケータイ」などになります。

紐づける決済情報は「クレジットカード・Suica・nanaco」等があります。その中でもプリペイド式とポストペイ式の2つの方法があり、電子マネーをチャージしてモバイル決済を行うのがプリペイド式、クレジットカードと同様に後払い方式がポストペイ式です。モバイル決済の中でも、従来のデビットカードとクレジットカード決済のように使い分けが可能になっています。

Apple PayはiPhoneに備わっている決済機能になり、iPhoneユーザーには馴染みのある決済手段です。登録できる支払い元の種類はクレジットカード・交通系マネーの登録が可能で、その他決済手段として浸透しているSuicaが利用でき、駅の改札においてもSuica(パスカード)を利用することなく、iPhoneだけで精算を可能にします。数少ないデメリットとして、コード決済と比べ加盟店側で決済端末を用意する必要が有り初期費用が必要になることです。ただ、交通系電子マネー×iPhoneのユーザーにはかなりニーズが高いモバイル決済手段といえるでしょう。

おサイフケータイやGoogle Payは、Android端末(FeliCa対応機器)に備わっている決済機能になり、決済方法はApple Payと同様、専用の決済端末にスマートフォンをかざし、登録しているクレジットカードまたは電子マネーにて決済を行います。特徴としてはWAON、nanaco、楽天Edyなど従来より存在するおサイフケータイに備わっている決済手段を利用できる点もあり、長くおサイフケータイを利用してきたユーザーに人気です。

モバイル決済のメリット

モバイル決済のメリットは従来のクレジットカード決済との比較を軸に、利用者側・加盟店側の2点から紹介します。

<加盟店のメリット>
・導入が手頃
・手数料が比較的安い
・入金のサイクルが早い
・ポイント還元による割安感の提供
・政府の推進

<利用者のメリット>
・スマートフォンのみで決済ができる便利さ
・少額決済でカードを使う煩わさの解消
・ポイント還元による実質値引き            

モバイル決済は、その使い勝手からコンビニなど日常生活における少額決済に多く利用されています。また自分が所有しているスマートフォンのアプリを介して決済を行うのでセキュリティ面においても不信感はあまり感じません。加盟店としては、導入までの面倒な手続きなども無く、簡易的にQRコードさえ用意してしまえばモバイル決済が可能になります。クレジットカード決済の少し不便な点を解消したのがモバイル決済が普及した理由ではないでしょうか。

また2019年6月より9か月間、政府は消費者還元事業を実施しており、対象店舗でモバイル決済(キャッシュレス決済)を行うと最大で5%還元されるという、モバイル決済(キャッシュレス決済)の促進キャンペーンを実施しています。また各モバイル決済事業者もシェア獲得争いの戦略として、自社で独自の還元制度を設け、20%相当還元などを実施するモバイル決済事業者もあります。結果、利用者としては還元がありお得なモバイル決済を利用する場面が多くなり、売り手側としてもモバイル決済の導入を進めている状態になります。

7Payについて

2019年7月に株式会社セブン・ペイが提供している7payで不正利用が発覚し、約900人、約5500万円の被害金額があったと発表がありました。不正利用の流れは第三者が7Pay利用者のアカウントヘ不正にアクセスし、登録されているクレジットカード、デビットカードよりアプリに電子マネーにチャージを行い、セブンイレブン店頭で不正に決済がされたというものです。

このようにモバイル決済においても、最終的にクレジットカード情報などを紐づけるため、2段階認証、セキュリティコード(CVV)など不正利用がされないようセキュリティ面の危険性が話題になりました。

まとめ

今回のブログではモバイル決済の特徴についてご案内致しました。いかがでしたでしょうか。モバイル決済は各社シェアを伸ばそうとポイントの還元なども積極的に行われており、市場は盛り上がりを見せております。一方でセキュリティー不安や競争により撤退をおこなったサービスもあります。今後、ますます普及していくであろうモバイル決済、個人にあったサービスを是非見つけてください。

決済代行のROBOT PAYMENT

     
【監修】ROBOT PAYMENT フィナンシャルクラウド事業部

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