家賃をクレジットカード決済にするとこんなメリットがある!導入方法も紹介

クレジットカード決済

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家賃の支払い方法としては銀行振込、口座振替、現金の手渡しなど現金を直接的に取り扱う方法が主流で、クレジットカード払いに対応している物件や不動産会社はまだあまり多くないのが現状です。

しかし、キャッシュレス決済に対応することで事業者の生産性向上や消費者の利便性向上が期待できることから、家賃のクレジットカード払いに対応する物件や不動産会社は増加傾向にあります。社会の趨勢としてこの傾向は今後ますます強まることでしょう。
本記事では、賃貸物件の一般的な家賃の支払い方法、クレジットカード決済を導入する賃貸物件の増加、クレジットカード決済の導入で不動産業者側が享受できるメリットなどについて解説します。

※目次※
1.賃貸物件の一般的な家賃の支払い方法
2.最近は家賃の支払いにクレジットカード決済可とする物件がある
3.クレジットカード決済の導入で不動産業者側が享受できるメリット
4.クレジットカード決済を導入する一連の流れ
5.クレジットカード決済で家賃回収する際の注意点
6.家賃の入金管理はROBOT PAYMENTを導入して効率化させよう!
7.まとめ

賃貸物件の一般的な家賃の支払い方法


ここでは、現在でも一般的に用いられている賃貸物件の家賃の支払い方法について解説します。

銀行振込

銀行振込は、毎月の支払期限日までに銀行の窓口かATMに出向いて指定された口座へ家賃を振り込む支払い方法で、最も一般的に用いられている家賃支払い方法です。事前に書類を用意したり手続きをしたりする必要がなく、決まった金額を期日までに振り込むだけであるため、非常に簡単なことが最も大きな特徴です。

その一方でデメリットとして考えられるのは、家賃の支払日を忘れてしまうと滞納になってしまうこと、振込には手数料がかかることなどが挙げられます。賃貸業で最も大きいリスクは家賃の滞納であり、家賃の滞納を繰り返す借主は要注意人物と見なされ、最悪の場合は退去を求める必要が生じるかもしれません。
入居者が毎月家賃を振り込むために銀行やATMに出向くのは面倒で忘れることもあるかもしれない、という懸念がある場合は金融機関が提供している自動送金サービスの利用を促すのもおすすめです。この利用手続きをしておけば毎月自動的に指定口座へ決まった金額が振り込まれます。

口座振替

口座振替は入居者が保有している銀行口座から、毎月決まった日に自動的に家賃が引き落とされる支払い方法で、入居者が家賃支払いの期日を忘れていても滞納になりません。口座振替は公共料金、税金、通信料、月謝、会費、物品の定期購入など、幅広く利用されている支払い方法であることから、馴染みやすい方法とも言えるでしょう。

口座振込との違いは、口座振込では入居者が能動的なアクションを起こさないと支払いがなされないのに対し、口座振替では特段のアクションを起こす必要がないことです。銀行口座に家賃以上の残高さえ残っていれば、支払いは自動的に完了します。
なお、口座振替を開始するためには口座振替依頼書に記入して金融機関に提出する必要があります。この手続きを面倒と感じる方もいるかもしれませんが、毎月振込のために金融機関に出向くことを考えれば口座振替のほうが楽でしょう。

現金の手渡し

現金の手渡しは、大家さんか不動産会社の担当者に毎月家賃分の現金を直接手渡しする支払い方法です。日時を調整する必要はありますが、銀行振込や口座振替では必要な手数料がかかりません。

ただし現在ではあまり採用されていない支払い方法で、また、現金を持ち歩くことで紛失や盗難のリスクがあることもデメリットです。なお、現金の受け取りが完了した際は、入居者が家賃を支払ったことを証明する日付入りの領収書などを用意しておきましょう。

最近は家賃の支払いにクレジットカード決済可とする物件がある

前述したようにクレジットカード決済は家賃の支払い方法としてはまだ現時点ではメジャーなものではありません。しかし、日本ではキャッシュレス決済比率が2020年時点で30%を超えており、政府は2040年までにこれを40%まで引き上げることを目標としてさまざまな施策を講じています。これに呼応して不動産業界でもキャッシュレス決済のニーズは高まっています。

不動産情報サービスのアットホーム株式会社が2019年に30歳未満の社会人を対象に実施した調査によると、75%以上の人が家賃のクレジットカード決済を希望していると報告されています。このような流れを受けて不動産業界が動いた一例としては、不動産会社の大東建託株式会社では約80万戸の賃貸住宅をクレジットカード決済可能としました。

このような動きはここ5年ほどで大手の不動産会社を中心に活発に見られるようになっており、今後も家賃のクレジットカード決済は普及が広がっていくことでしょう。

クレジットカード決済の導入で不動産業者側が享受できるメリット


家賃をクレジットカード決済にすると手数料が発生するために、不動産業者は避けていた一面もあります。しかし、近年は家賃滞納リスクを軽減できること、差別化によって成約率がアップすることといったメリットが着目されています。以下にそれぞれについて解説します。

家賃滞納リスクの軽減

家賃を銀行振込や口座振替で決済する場合、借主が家賃の支払日を忘れたり、借主の口座残高が不足していて引き落としできなかったりということが起こる可能性があります。支払日や口座残高のことを気に留めていても、仕事が忙しくて中々対処できないということもあるでしょう。

その点、借主がクレジットカードで継続課金の登録を済ませておけば、口座残高に関係なく毎月決まった日に自動的に決済され、不動産業者にとっては家賃滞納のリスク軽減が可能です。借主の口座残高が不足していた場合でも、カード会社が借主へ請求するよりも前に不動産業者へ立て替え払いを行うため、不動産業者としては借主の支払い能力を気にする必要はありません。
また、銀行振込や口座振替と比べると事務作業に要する工数が少なく、不動産業者側の手間やコストを低減できることもメリットです。

差別化による成約率アップ

アパートや借家の契約を結ぶ際には、家賃だけでなく礼金、敷金、前家賃、火災保険料などの初期費用を支払う必要があり、これは1ヶ月の家賃の3倍から5倍になることも珍しくありません。高額な現金を用意するのは紛失や盗難の恐れがあることから不安に感じる方も多いことでしょう。1ヶ月分の家賃だけでも他の出費と比べると金額が大きいものであり、毎月銀行へ振込に出向いたり、口座の残高が不足しないように現金を入れておいたりすることは煩わしいものです。

そのような借主に対してクレジットカード決済を提供できれば、支払いの選択肢を増やして同じような間取り・立地の競合物件に対して差別化になり、顧客満足度や成約率の向上につながります。

クレジットカード決済を導入する一連の流れ


家賃の支払いにクレジットカード決済を導入する際には、一連の手続きを踏まなければなりません。以下にその流れを解説します。

管理会社へ事前に連絡・相談

多くの場合、入居者との最初の接点となるのは管理会社です。したがって、家賃の支払いをクレジットカード払いも可とする場合は規約の変更となるため、大家だからといって勝手に変更してよいものではなく、管理会社から入居者へその旨周知してもらう必要があります。

同様に、入居者を募集するために不動産屋の店頭や新聞・雑誌などに掲出している物件情報にも、クレジットカード払いが可である旨を追記してもらいましょう。この場合も管理会社を通して物件情報の追記・変更を行うことになるため、管理会社へ事前に連絡・相談することが必要です。

クレジットカード会社の選択

家賃の支払いにクレジットカード決済を導入することが決まって、管理会社の了承も取り付けたら、次はクレジットカード会社の選択です。管理会社によっては利用できるクレジットカードを限定している場合があり、その場合は受け付けてもらえるクレジットカード会社を選定する作業が必要です。

また、クレジットカード決済の付帯サービスとして、家賃だけでなく敷金、礼金、保険料などの初期費用、契約期間を更新する際に支払う更新料、退去費用などにも対応していることもあります。他にも滞納時に入居者に成り代わって家賃を支払う家賃保証が付いていることもあり、サービス内容を比較検討しながらクレジットカード会社を選択することが大切です。

クレジットカード会社・入居者への連絡

クレジットカード決済を導入するために必要となるアクションとして、導入予定のカードブランドを管轄しているクレジットカード会社に連絡し、審査を受け、加盟店になる手続きが必要です。審査基準はクレジットカードのブランドによって違いますが、中小企業や個人事業主では大企業よりも審査が厳しいと言われています。
新規に加盟店となるためには、十分に業歴と信用能力があり、業種や提供サービスが適切なものであることを示すことが必要です。

加盟店審査は通常、数週間から1ヶ月程度かかります。加盟店審査を通過してクレジットカード会社との契約が済んだら、入居者へクレジットカード決済への移行準備が完了したことを連絡し、同時に金融機関へ連絡して口座振替を停止します。

クレジットカード決済で家賃回収する際の注意点


クレジットカード決済で家賃を回収する場合は、他の決済手段にはない点にも注意する必要があります。以下に注意すべき点について解説します。

手数料を負担しなければならない

銀行振込や口座振替で家賃を支払う場合は、それぞれ数十円から数百円程度の手数料を銀行に支払わなければなりませんが、原則は入居者の負担です。一方、クレジットカード決済では決済金額の2%から5%程度の手数料をクレジットカード会社に支払わねばならず、原則は大家さんや管理会社の負担です。家賃が10万円だとすると2,000円から5,000円の負担となり、銀行振込や口座振替に比べてもかなりの高額で、それに見合うだけのメリットがないと導入に躊躇してしまうでしょう。

中には、事務手数料やシステム手数料などと称して、家賃にクレジットカード決済手数料を上乗せするケースも見られます。しかしクレジットカード会社の多くは、加盟店が本来負担すべき手数料を利用者に肩代わりさせるのは禁止、と加盟店規約で規定しており、安易に入居者に転嫁することはできません。

入金までのタイムラグが生じる

入居者がクレジットカードで家賃を支払った場合、一般的な商品やサービスをクレジットカードで購入するのと同じように、代金はすぐには入金されません。クレジットカード会社ごとに締め日、引き落とし日、入金日が設定されており、締め日までの決済額が後日の入金日に振り込まれ、入金までのタイムラグが発生します。

例えば、決済した月の末日が締め日で、翌月の末日が入金日であれば最低でも1ヶ月間は入金されないことになり、クレジットカード決済ではこの入金サイクルに注意することが必要です。資金繰りのために少しでも早く入金して欲しいというのであれば、入金サイクルの早いクレジットカード会社を選ぶことになりますが、このような場合、決済額の下限を設けていることもあります。決済代行サービスを行う会社の中には、早い入金サイクルを売りにしているところもあるため、それを利用するのも一つの手です。

家賃の入金管理はROBOT PAYMENTを導入して効率化させよう!

不動産オーナーや管理会社にとって家賃収入は事業収益の柱であり、効率的かつミスなく家賃を管理していきたいものです。しかしながら家賃管理は、毎月の家賃回収、入金額の過不足がないかの入金状況の確認、期日までに支払わない滞納者への督促など、何かと手がかかります。管理する賃貸物件の戸数が増えれば、手作業で通帳や入居者の名簿を管理している場合では家賃管理業務は煩雑なものとなり、また、ヒューマンエラーの可能性も高くなります。

このような家賃管理業務の課題を解決したいと思われているなら、ROBOT PAYMENTが提供している「請求管理ロボ」をご活用ください。請求管理ロボは入居者管理、入居者への請求、入金確認、売り上げ計上、督促などの家賃管理業務にかかわる煩雑な作業の多くを自動化できるクラウド型システムサービスです。一連の業務が一気通貫で行われるシステムであるため、大幅な業務効率の向上とヒューマンエラーの抑制が可能です。

決済方法についてはクレジットカード決済は言うまでもなく、銀行振込や口座振替などの多様な決済方法に対応しています。請求管理ロボは大手企業から中小企業・個人事業主に至るまで500社以上の導入実績があり、不動産業界でも多くの賃貸ビジネスにおいて最適なオペレーションを提供しています。

まとめ


家賃の支払いにクレジットカードを対応させれば、入居者にとっては振込の手間がかからないこと、他の支出と一元管理できること、支払いのタイミングがずらせることなどのメリットがあります。入居者がこのようなメリットを得られることは、他社の不動産物件との差別化を訴求できることになり、賃貸ビジネスの新たな付加価値と言っていいでしょう。大手の不動産管理会社が相次いでクレジットカード決済を導入していることもあり、今後の不動産賃貸ビジネスでは欠かせない決済方法になるかもしれません。

家賃の支払いをクレジットカード決済に対応させるのにあたっては、幅広い企業で豊富な活用実績のあるROBOT PAYMENTの請求管理ロボの導入をぜひご検討ください。面倒な家賃管理業務を一気通貫で管理することが可能になり、賃貸ビジネスにかかわる方々の負担を軽減して事業の発展を力強くお支えします。

     
【監修】ROBOT PAYMENT フィナンシャルクラウド事業部

ROBOT PAYMENTは請求管理業務を効率化・自動化するクラウドサービス「請求管理ロボ」や
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