個人事業主がクレジットカード決済を導入するには?決済代行会社の比較ポイントを解説!

クレジットカード決済

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ネットショッピングの市場規模は年々拡大しています。2019年、日本国内におけるBtoCのEC市場規模は19兆3,609億円であり、前年度より約1.4兆円も増加しました。今後も様々な企業がネットショッピングへ参入することが予想されます。

そして、この市場で競争するためには、商品・サービスの価値に加えて、消費者のニーズに合わせた決済方法の選択が必要です。多様な決済ニーズに対応したいものの、個人事業主がすべての決済手段と個別に契約することは困難でしょう。特にクレジットカード決済はハードルが高く、審査に通過できない可能性もあります。そこで今回は、個人事業主がクレジットカード決済を導入する方法をご紹介します。

個人事業主がクレジットカード決済を導入するメリット・デメリット

カード情報を入力するだけで、即時決済が完了するクレジットカード決済は、消費者・事業者共に様々なメリットがあります。ここでは、クレジットカード決済のメリットを消費者側と事業者側の両面からご紹介します。

個人事業主がクレジットカード決済を導入するメリット

クレジットカード決済は、現金管理や売上管理の手間を大幅に削減できます。また、売上金の集計などの作業が不要になり、未回収リスクも抑えられるため、本業に集中できる環境を作ることができます。
クレジットカード決済は利用者の多い決済手段のひとつです。支払いの選択肢を広げることで顧客満足度の向上につながり、単価アップも期待できるでしょう。

個人事業主がクレジットカード決済を導入するデメリット

クレジットカード決済を導入するには、決済代行会社への初期費用や月額費用、決済手数料などのコストがかかります。自身の事業規模や売上高によって大きく異なるため、導入前にしっかりと検討する必要があります。また、チャージバックのリスクを理解し、トラブル回避のための対策を講じておく必要があります。

個人事業主がクレジットカード決済を導入するには?


BtoB、BtoCともにEC化が促進され、決済手段としてクレジットカード決済を導入する事業者が増加していますが、導入方法がわからないという方もおられるでしょう。ここでは、個人事業主がクレジットカード決済を導入する方法をご紹介します。

クレジットカードの発行会社と直接契約する方法

直接契約とは、クレジットカードを発行する会社と加盟店契約する方法です。事業者は希望するクレジットカード会社に申請を行います。審査を受け、無事に通過すると加盟店契約を結ぶことができます。仲介業者が間に入らない分、決済手数料を抑えることができます。

ただし、カード会社ごとに審査基準や必要書類が異なり、すべての審査をクリアするには十分な人手と準備が必要となります。また、各カード会社で締め日や入金日が設定されているため、人員が足りない企業は経理業務が複雑化する恐れもあります。

決済代行会社を利用する方法

クレジットカード決済を導入するには、クレジットカードの発行会社と直接契約する方法と決済代行会社を利用する方法がありますが、個人事業主の方の場合は後者を選択するのが一般的です。

カード会社との直接契約は審査基準がかなり高く、法人であっても審査通過できないケースもあります。個人の方の場合はなおさらハードルが高いと言えるでしょう。仮に審査を通過できるとしても、決済導入したいすべてのクレジットカードブランドとそれぞれ契約する必要があるため、かなりの時間や労力を要することになります。

さらに、それぞれのクレジットカードに対応した独自の決済システムを構築する必要も出てきます。開発・運用コストを考えても現実的とは言えないでしょう。

そこで利用したいのが決済代行会社です。決済代行会社1社と契約するだけで、各種クレジットカード会社との契約やシステム開発を行うことなく、すぐにクレジットカード決済を導入することができます。各社との契約やシステム開発などの手間やコストを押さえて手軽にクレジットカード決済を導入することができるのです。

決済代行会社の仕組みや特徴について、詳しくは以下で解説しています。
「決済代行とは?サービスの仕組みやメリットを解説」

個人事業主が決済代行会社を選ぶ際の比較ポイント


各決済代行会社により、料金やサービス内容は大きく変化します。ここでは、個人事業主が決済代行会社を選ぶ際の比較ポイントを解説します。

取り扱う決済手段の種類

自身の事業における主な顧客層が利用する決済手段を把握し、その決済手段が用意されているかを確認することが肝心です。また、将来的に導入したい決済手段があるかどうか、プランが豊富かなども確認しておくと良いでしょう。あらゆる決済手段が用意されていることで、顧客の機会損失を防ぐこともできます。

トータルの費用

決済代行会社を選ぶ際には、初期費用、月額費用、決済手数料など、導入にかかるすべての費用を比較検討する必要があります。個人事業主にとって、コストは大きな課題となるため、できるだけ費用を抑えながら、必要な機能を備えた決済代行会社を選ぶことが重要です。
複数の会社の見積もりを取り比較したり、キャンペーンや割引を適用できないかなども確認しましょう。また、目先のことだけでなく長期的な視点で費用対効果を検討しましょう。

サポート体制

導入前の相談はもちろん、契約やシステム導入後のサポート体制がどれほど充実しているかも、個人事業主にとって非常に重要です。ネットショップは24時間365日ユーザーに利用されます。電話やメールだけでなく、チャットやオンラインサポートなど、さまざまなサポート方法を提供している会社を選ぶと安心です。また、土日祝日や夜間に稼働するような事業であれば、その時間帯もサポートを受けられるかどうか確認しておきましょう。

セキュリティ体制

顧客情報の漏洩は信頼を失い、大きな損失を招きます。そして、決済代行会社は事業主に代わり、クレジットカード番号などの個人情報を管理することから、セキュリティ体制が徹底しているか見極める必要があります。

セキュリティ体制の判断は、第三者機関によるセキュリティ規格を基準にします。個人情報の保護体制は「プライバシーマーク」を、社内外の情報セキュリティ対策はISMS認証の「ISO/IEC 27001(JIS Q27001)」を基準とします。また、クレジットカード情報の安全基準の「PCI DSS」の所有も、高いセキュリティ性の証明です。

クレジットカード決済なら「サブスクペイ」におまかせ!

サブスクペイは、クレジットカード決済も含め、様々なオンライン決済代行サービスを提供しています。クレジットカードはVisa/Mastercard/JCB/アメリカン・エキスプレス/ダイナースクラブの5大ブランドを取り扱い、銀行決済やキャリア決済など幅広い決済手段を用意しています。

サブスクペイのクレジットカード決済は、通常の決済に加えて、毎月の作業が不要になる「継続課金システム」が利用できます。課金周期は、毎週・隔週・毎月・隔月・3ヶ月・半年・毎年から選択でき、課金日指定による自動課金にも対応しています。また、途中で課金額を変更することも可能です。

もちろん、サポート・セキュリティ体制も徹底しています。ヘルプデスクを設け、電話またはメールで担当スタッフが導入の相談から運用までサポートします。セキュリティの国際基準の「PCI DSS」や「プライバシーマーク」なども取得しています。

まとめ

個人事業主がクレジットカード決済を導入する方法は、「クレジットカードの発行会社と直接契約する方法」と「決済代行会社を利用する方法」の2通りです。ただし、クレジットカード会社との直接契約は審査基準が高く、通過できない可能性もあります。そのため、個人事業主の場合は、決済代行会社を利用するのが一般的です。決済代行会社と契約することで、個別に契約することなく、複数のカードブランドを取り扱うことができます。

サブスクペイは、個人事業主から中小・大手まで幅広く導入実績を持ち、サービス提供から20年以上のノウハウを保有しております。クレジットカード決済を検討している方は、ぜひサブスクペイにご相談ください。

監修
【監修】藤田 豪人 株式会社ROBOT PAYMENT 執行役員

2019年当社に入社、執行役員に就任。
当社に入社以前は株式会社カオナビにてコーポレート本部長、複数の情報IT企業にてCMOなどを歴任。
現在は、当社のフィナンシャルクラウド事業及びマーケティング全般を統括。