京急リムジンバスの券売機でクレジットカードが使える!
京急リムジンバスの券売機でクレジットカードが使える!
2017年3月から、羽田空港に設置されている京浜急行バスの自動券売機で、クレジットカードが利用できるようになったのをご存知でしょうか。京浜急行バス、トヨタファイナンス、ジェーシービーの3社が提携し、クレジットカード決済に対応した自動券売機を設置したことで可能になりました。
ここではサービス実施の背景や、そのサービス内容をご紹介します。
サービス実施の背景
それまで、京浜急行(以下、京急)の空港リムジンバスの自動券売機ではクレジットカードの利用ができず、また窓口でも限られたカードの利用しかできませんでした。それでは近年増加傾向にある外国人旅行者にとってチケットが購入しやすい環境とは言えません。
そこで京急は、トヨタファイナンスおよびジェーシービーと提携し、今回のクレジットカード対応の券売機導入に踏み出しました。
京急グループとトヨタグループが手を組むのはこれが初の試みです。なぜトヨタは電鉄系の企業である京急グループと手を組むことにしたのでしょうか。
トヨタファイナンスには「カーライフのためのクレジットカード」というように自動車購入のためにクレジットカードを所有している顧客が多くいます。そのため京急バスに、自分たちのノウハウを活かした自動券売機を設置し、電鉄系と手を組むことでさらなる販路拡大を目指すことができるのです。
京急グループ、トヨタグループ双方にとって大きなメリットがあるとして、今回のサービスは実施されました。
京急はバスが羽田空港から各地へ向かえるよう今後のサービス拡張を目指しています。
サービス内容
2017年3月16日に、羽田空港国際線ターミナルにクレジットカード対応の券売機が6台導入され利用可能になっています。また、以下の場所へも順次設置される予定です。
・羽田空港第1ターミナル(8台)
・羽田空港第2ターミナル(10台)
・横浜駅東口バスターミナル(2台)
利用できるクレジットカードは「VISA」、「Master Card」、「JCB」、「アメリカンエクスプレス」、「ダイナースクラブ」の主要5ブランド、また、トヨタファイナンスが発行している「TS CUBIC CARD」となっています。
京急バスは羽田空港から神奈川県、東京都、千葉県を主にして50路線のリムジンバスを運行しています。クレジットカード決済可能な自動券売機により、訪日外国人観光客がよりスムーズにバスを利用でき、2020年の東京オリンピック開催などに向け今後も増加すると思われるインバウンド需要に応えることができるようになるのです。
クレジットカード利用者が多くなっていますから、空港送迎バスのチケットがクレジットカード決済で購入できるのは日本人利用者にとってもメリットが多いと言えるでしょう。今後も設置される箇所が増え、よりスムーズにバスチケットを購入できるようになるといいですね。
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