個人事業主がクレジットカード決済を導入する方法とは?費用や選び方も解説

クレジットカード決済

個人事業主やフリーランスでも、クレジットカード決済サービスを導入できます。実店舗だけでなく、ネットショップ、予約制サービス、スクール、オンラインサロン、SNS経由の販売などでも、支払い方法を増やすことは機会損失の防止や客単価向上につながります。

また、経済産業省が公表する「令和6年度電子商取引に関する市場調査」によると、2024年のBtoB-EC市場規模は514.4兆円、前年比10.6%増となっており、EC化率も43.1%(前年比3.1ポイント増)と上昇しています。商取引の電子化が進むなか、個人事業主にとっても、顧客が支払いやすいオンライン決済手段を整える重要性が高まっています。

そこでこの記事では、個人事業主がクレジットカード決済を導入する方法、費用、必要書類、決済サービスを選ぶ際の比較ポイントを解説します。

個人事業主がクレジットカード決済を導入するメリット・デメリット

カード情報を入力するだけで決済が即時に完了するクレジットカード決済の導入は、個人事業主にとって以下のようなメリット・デメリットがあります。

個人事業主がクレジットカード決済を導入するメリット

個人事業主がクレジットカード決済を導入する主なメリットは、機会損失の防止、客単価アップ、会計・売上管理の効率化です。

クレジットカード決済に対応していない場合、現金を持ち歩かない顧客やオンラインで支払いたい顧客が購入をあきらめてしまう可能性があります。支払い方法の選択肢を増やすことで、実店舗・ECサイト・予約制サービス・スクール・オンラインサロンなど、さまざまな事業形態で販売機会を広げやすくなります。

また、クレジットカード決済は、現金払いと比べて高額な商品・サービスの購入につながりやすく、客単価の向上も期待できます。決済履歴がデータとして残るため、現金管理や売上集計の手間を減らせる点もメリットです。

さらに、クレジットカード決済では、カード会社や決済代行会社を通じて代金が入金されるため、銀行振込や後払いと比べて未回収リスクを抑えやすくなります。入金管理や売上確認の負担を軽減できれば、商品やサービスの改善、集客、顧客対応などのコア業務に時間を使いやすくなるでしょう。

個人事業主がクレジットカード決済を導入するデメリット

個人事業主がクレジットカード決済を導入する際は、コスト、入金タイミング、不正利用・チャージバックのリスクに注意が必要です。

まず、クレジットカード決済では、カード決済手数料、月額費用、端末費用、振込手数料などが発生する場合があります。費用の種類や金額は、決済サービス、事業規模、取扱商材、売上高などによって異なるため、導入前に総コストを確認しましょう。

また、クレジットカード決済の売上は、現金払いのようにその場で手元に残るわけではありません。決済サービスごとの締め日や入金サイクルに沿って振り込まれるため、仕入れや外注費などの支払いタイミングと合うかを確認することが大切です。

さらに、第三者による不正利用や、購入者からの支払い異議申し立てによってチャージバックが発生するリスクもあります。3Dセキュア、セキュリティコード、PCI DSS準拠などのセキュリティ対策が整ったサービスを選び、トラブルを未然に防ぐ体制を整えましょう。

個人事業主がクレジットカード決済を導入する方法

個人事業主がクレジットカード決済を導入する方法には、カード会社(アクワイアラー等)と個別で契約を結ぶ直接契約と、決済代行会社を仲介する包括加盟店方式の2種類があります。個人事業主がアクワイアラーと直接契約できるケースは実態として少なく、多くの個人事業主は包括加盟店方式の決済サービスを通じてクレジットカード決済を導入しています。

▼クレジットカード決済導入の導入方法のイメージ

【直接契約】カードブランドごとに審査が必要

直接契約とは、加盟店が決済代行会社を介さず、Visa、Mastercard、JCB等のカードブランドの加盟店獲得業務を行うアクワイアラーと契約する方法です。仲介業者を省くため、決済手数料を抑えることができますが、アクワイアラーと直接契約できるのは、売上額が大きい大手企業に限られるというのが現状です。

各カード会社との契約方法
加盟する各カード会社に審査手続きを行います。 各社審査基準や書類などの準備物が異なるため、全てのカード会社の審査状況をクリアするために人手と長期の準備期間が必要です。

決済システムの構築と運用管理
各種決済手段やカード会社によって、データ形式や仕様などのルールが異なります。 自社で決済システムを構築する場合は、これら一つひとつを考慮して開発する必要があります。 また、システムの運用やカード業界の法規制対応も自社で行うため、開発工数の見積と費用を用意しておかなければなりません。

経理の入金管理業務
直接契約の場合、カード会社ごとに異なる締め日、入金日が設定されるため、経理業務のオペレーションが複雑化することになります。 事務処理においても、人員を割いてダブルチェックをするなど、ミスを防ぐ体制づくりは欠かせません。

【決済代行会社を仲介】複数ブランドを一括審査

当社のような決済代行会社が加盟店とカード会社を仲介する契約方法は、包括加盟店方式と呼ばれます。複数のカード会社との契約交渉、売上代金の決済管理・入金処理などの運用を一本化したい個人事業主向けに、決済代行会社が代理交渉を行い、決済システムの提供・運用管理まで含めた決済サービスを提供します。

各カード会社との契約方法
加盟店は、申請書類を1セット用意するだけで準備完了です。 決済代行会社が各カード会社への申請と契約交渉を代行します。 また、スムーズに審査を通過するためのノウハウの共有やアドバイスなども受けることができます。

決済システムの構築と運用管理
包括加盟店方式では、加盟店は決済代行会社が提供する決済システムをご利用いただけます。 開発にかかる工数と費用を抑え、複数の決済システムの処理も集約して管理できます。

経理の入金管理業務
カード会社ごとに異なる締めと入金のサイクルをまとめて1日に一括処理することができます。 決済代行会社が各カード会社からの毎月の売上を一本化し、貴社ご指定の口座に振り込むため、面倒な売上の消込処理や入金確認など、経理業務のオペレーションを簡素化することができます。

詳しくは以下をあわせてご覧ください。
クレジットカード決済とは(導入メリットや仕組みを図解)|サブスクペイ

個人事業主がクレジットカード決済を導入する際の審査とは?

クレジットカード決済を導入する際には、個人事業主の場合も加盟店審査があります。
加盟店審査とは、クレジットカード会社や当社のような決済代行会社がカード決済を導入しようとする店舗の信用度を調査するものです。

クレジットカード決済の加盟店審査の詳細な基準や内容は、不正防止や機密情報などの観点から完全な形では公表されていません。
ただし、一般的な審査内容としては、ECサイトの有無、提供サービスの表記、カート機能の有無、特定商取引法に基づく表記、経営実績などが対象となります。

詳しくは以下の記事で解説していますので、あわせてご覧ください。

クレジットカード決済導入の加盟店審査に落ちる要因とは?審査なしで導入可能?審査内容も解説!

個人事業主が決済代行会社を選ぶ際の比較ポイント

決済代行会社ごとに、決済サービスの内容やサービス利用料などは大きく異なります。ここでは、個人事業主が決済代行会社・決済サービスを選ぶ際の比較ポイントを解説します。

取り扱う決済サービスの種類

自身の事業における主な顧客層が利用する決済サービスを把握し、その決済サービスが用意されているかを確認することが肝心です。また、将来的に導入したい決済サービスがあるかどうか、プランが豊富かなども確認しておくと良いでしょう。あらゆる決済サービスが用意されていることで、顧客の機会損失を防ぐこともできます。

なお、当社の「サブスクペイ」では、クレジットカード決済口座振替バンクチェック(銀行振込・バーチャル口座)コンビニ決済「ペーパーレス方式」など幅広く搭載しています。

トータルの費用

決済代行会社を選ぶ際には、初期費用、月額費用、決済手数料など、導入にかかるすべての費用を比較検討する必要があります。個人事業主にとって、コストは大きな課題となるため、できるだけ費用を抑えながら、必要な機能を備えた決済代行会社を選ぶことが重要です。
複数の会社の見積もりを取って比較したり、キャンペーンや割引を適用できないかなども確認しましょう。また、目先のことだけでなく長期的な視点で費用対効果を検討しましょう。

なお、当社の「サブスクペイ」でクレジットカード決済を導入する場合、初期費用・月額費用は都度お見積りとなっております。また、カード決済手数料は業界最安水準の2.5%~となっております。

詳しくは以下をご参照ください。
サブスクペイ・各決済サービスの料金(手数料)| 決済サービス・決済システムのサブスクペイ

サポート体制

決済代行の導入に際して、サービス利用で不慣れなケースもあり得るでしょう。その際、サポートが手厚いかどうかは担当者の使用感としてとても重要です。

当社の「サブスクペイ」であれば、システムや決済処理にエラーが出た場合、専門のサポートが電話・メールなどで対応を行っております。 システム操作がご不安な場合でも、導入時に当社担当よりシステム画面を共有しながら丁寧にお伝えするなど、万全のサポート体制を整えておりますので、安心してご利用いただけます。

セキュリティ体制

決済代行会社には個人情報を預けることになるため、セキュリティは非常に重要です。適切なセキュリティ対策を行っているかは、第三者機関の規格に遵守しているかを見れば、ある程度判断がつきます。

当社のサブスクペイのセキュリティでは、PCI DSS 4.0(Payment Card Industry Security Standard)、プライバシーマーク、ISMS:JIS Q 27001:2023(ISO/IEC 27001:2022)認証という国際標準のセキュリティ基準に準拠し、情報セキュリティマネジメントシステムを構築しております。
不正利用を未然に防ぐ対策により、お客様と加盟店様にご安心いただける決済サービスの提供に努めております。

個人事業主のクレジットカード決済サービス導入は「サブスクペイ」にお任せ!

「クレジットカード決済を導入したいけれど、難しそう」「どの決済代行サービスが信頼できるのか分からない」という個人事業主の方も多いのではないでしょうか。こういったお悩みをお持ちでしたら、ぜひ「サブスクペイ」の導入をご検討ください。メルマガ・オンラインサロン、スクールなど個人事業主の方にもご利用いただいております。

サブスクペイのクレジットカード決済サービスであれば、業界最安水準のカード決済手数料率のためコストダウンが可能になります(カード決済手数料:2.5%〜)。

サブスクペイのクレジットカード決済サービスの導入は最短5営業日(審査期間:最短3営業日)です。

サブスクペイはPCI DSS 4.0.1に準拠したシステム・管理体制によって業務を運用しております。導入企業様はカード情報を自社で保持することなくクレジットカード決済サービスを導入できるため、セキュリティ対策のコストと負担を大幅に軽減できます。

大手から中小企業、個人事業主まで累計14,000社以上の導入実績があり、年間2,150億円以上の取引に活用されています。

クレジットカード決済サービスの導入を検討中の方は、サブスクペイまでお気軽にお問い合わせください。

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よくある質問

Q. 個人事業主でもクレジットカード決済を導入できますか?
A. はい。本人確認や加盟店審査を通過すれば、個人事業主でもクレジットカード決済を導入できます。決済代行会社を利用すれば、複数ブランドへの申し込みや決済処理をまとめて進めやすくなります。

Q. 店舗がなくても導入できますか?
A. ECサイト、オンラインサロン、スクール、SNS経由の販売など、非対面のサービスでも導入できます。販売方法に応じて、決済フォームや決済リンクなどを選びましょう。

Q. 導入時に必要な書類は何ですか?
A. 本人確認書類、事業内容が分かる資料、振込先口座、ECサイトの場合は特定商取引法に基づく表記などが求められることがあります。必要書類はサービスや商材によって異なります。

Q. カード決済手数料は誰が負担しますか?
A. 原則として加盟店側が負担します。購入者へカード決済手数料を上乗せする運用は、カード会社の加盟店規約で認められない場合があるため注意が必要です。

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監修
【監修】藤田 豪人 株式会社ROBOT PAYMENT 執行役員

2019年当社に入社、執行役員に就任。
当社に入社以前は株式会社カオナビにてコーポレート本部長、複数の情報IT企業にてCMOなどを歴任。
現在は、当社のフィナンシャルクラウド事業及びマーケティング全般を統括。