飲食店はクレジットカード決済を導入すべき? | 企業のお金とテクノロジーをつなぐメディア「Finance&Robotic」

飲食店はクレジットカード決済を導入すべき?

クレジットカード決済

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飲食店を経営している方にとって、クレジットカード決済を導入すべきかどうかは悩ましい問題ではないでしょうか。クレジットカード払いに対応していない場合、お客様から「使えるようにしてほしい」という要望をいただくこともあると思います。しかし、導入のコストなどを考えると慎重にならざるを得ないという方も多いでしょう。

今回は、飲食店がクレジットカード決済を導入すべき理由についてお話しします。

クレジットカード非対応は来店機会の損失につながる

クレジットカード保有者を対象に行われたとある調査によれば、1ヵ月に1回以上クレジットカードを利用する人の18%が「事前にクレジットカードが使えるかどうかを確認し、使えない場合に別のお店を選んだことがある」ということがわかりました。また、「カードが使えると知らずにお店を利用した場合、その後は二度と来店しないか来店回数が減る」と回答した人も3%いました。
クレジットカード決済に対応していないお店は、多くの来店の機会を失っているということがわかります。

飲食店でクレジットカード決済したいのはどんな人?

「一回の支払いがさほど高額にならないことも多い飲食店での支払いについては、現金払いでも問題ないのでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、クレジットカードで支払いたいという人は思いのほか多いのです。具体的には、以下のような人たちにクレジットカード決済が支持されています。

・常に「クレジットカード払いが基本」の人
「普段、ほとんど現金を持ち歩かない」「現金払いが面倒」などといった理由で基本的にどんな支払いもクレジットカードで済ませたいという人は一定数います。

・ポイントを貯めたい人
クレジットカードの利用ポイントを貯めて節約につなげたいと考える人も少なくありません。

・現金の手持ちがない人
普段は現金支払いをしていても、給料日前などや諸事情で現金の手持ちがなかったり、余裕がなかったりする時にはクレジットカードを使用したいことがあるものです。

・支払いの履歴を管理したい人
クレジットカードの支払い履歴は明細化されるので、いつ、何にいくら使ったのかをデータとして記録しやすいというメリットがあります。このため支払いの履歴を細かく管理する必要のある個人事業主などにクレジットカードが利用できる店を選ぶ傾向が見られます。

・接待などで利用する人
接待や会食など、業務上での飲食店利用についてはコーポレートカードを利用することになっている企業も多く、こうしたケースでもクレジットカード決済対応の店舗が選ばれます。

・外国人観光客
観光で日本を訪れている外国人の方にとっても、わかりづらく面倒な日本通貨での支払いよりも、クレジットカードでの支払いが好まれます。


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2017年 全国のマクドナルドでもクレジットカード決済が開始!

全国のマクドナルドでクレジットカード決済がまもなく開始!

ファストフードで有名な日本マクドナルドにおいても、2017年下半期から全国のマクドナルド約2,900店舗において、クレジットカードによる決済サービスを順次導入することを発表しており、あわせて電子マネー決済サービスの取り扱いについても拡大していく方針とのことです。飲食店においてクレジットカード決済の導入が必要となってきていることの表れではないでしょうか。もう少し詳しく見ていきたいと思います。

決済ニーズの多様化に対応

マクドナルドでは、決済の利便性向上および現金決済オペレーションの削減を目的として2008年より「かざすクーポン」および、電子マネー「iD」「WAON」「楽天Edy」による決済を導入しています。その一方で「Suica」「ICOCA」などの交通系電子マネーやクレジットカードによる決済には対応していませんでした。
近年の決済ニーズの多様化に応じ、三井住友カードと提携することにより安全で利便性の高い決済環境を整備する方針です。

対応予定の決済サービスは?

今回マクドナルドが新たに取り扱い開始を予定している決済サービスは、「Visa」「Mastercard」などのクレジットカード、電子マネー「nanaco」、「Suica」などの交通系電子マネーおよび「Visa payWave」「Mastercard コンタクトレス」などNFCによる決済サービスです。
2017年下半期を目標に、まずは利用できる電子マネーを拡大し、その後2018年にかけて、クレジットカードやNFCによる決済サービスを順次開始していく予定となっています。
また、各種電子マネー、クレジットカード(磁気およびIC)などを一つのデバイスで対応できるオールインワン型の「キャッシュレス・オール・イン・ワンデバイス」を導入する予定です。

先行するアメリカでは、モバイルアプリによる注文・決済を実現

日本のマクドナルドでまもなく開始予定となっているクレジットカードによる決済ですが、アメリカではすでにクレジットカード対応のタッチパネル注文端末が一般的になっています。さらに、2017年3月からはカリフォルニア州やワシントン州など一部の店舗において、注文と決済ができるモバイルアプリのテストが始まっており、これは、あらかじめアプリで注文し、店舗に着いたらアプリでチェックインして決済をおこない、商品を受け取れるというもの。店に並ばなくても良いサービスとして注目されています。今後、日本でも同様なサービスが導入されていく可能性も考えられます。手軽さが魅力のファーストフードですが、さらにスムーズに便利になっていくのかもしれませんね。