3Dセキュア

3Dセキュアとは?

3Dセキュアとは、ビザ・インターナショナルが開発したインターネットのクレジット決済を、安全に行うための認証の仕組みです。 カード番号の認証と、カード会員ご本人の認証を同時に行い、チャージバッグや成りすましなどの不正利用を防ぐことができます。 3Dセキュア対応クレジットカードは、ユーザーご自身のみ知っているパスワードを組み合わせて認証します。

3Dセキュアの必要性

クレジットカードの不正利用被害額は、2018年に235億円に上り、2014年の114億円から5年間で約2倍に拡大しています(※1)。 また、そのうちの8割がECサイトで発生していると言われています。

ECサイトでのクレジットカード決済は、対面決済のようなサインやPINコード入力が不要なことに加え、実物カードではなくクレジットカード情報のみで決済が行えるということもあり、不正利用を比較的行いやすい環境です。
3Dセキュアを利用することにより、クレジットカード情報の他にもカード保有者が事前に登録したパスワード、つまり本人認証が決済時に必要になり、不正利用のリスクを軽減することができます。加盟店としても、決済後の本人確認や不正利用時の発生する調査業務を軽減でき、またセキュリティ面に安心なショップということをアピールできます。

(※1) 一般社団法人日本クレジット協会 日本のクレジット統計 2018年版

3Dセキュアを使用するメリットとは

3Dセキュアを使用しない場合と使用する場合の決済方法の大きな違いは、セキュリティ面にあります。使用しない場合は、クレジットカード番号と有効期限などのカードに記載されている情報だけで決済が可能となります。そのため、なりすましなど不正利用される可能性が非常に多くなります。それに対して、使用する場合はカード情報だけではなく、別途カード所有者が、カード会社に登録した後リスクベース認証を行うことで、不正利用を防止できます。この場合は、不正利用される可能性が極めて低くなり、チャージバックを抑止し詐欺被害を防ぐことができます。なお3Dセキュアはカード会社により対応していない会社もありますので、セキュリティ面を重視するのであれば、事前に対応しているかを確認しておくことをおすすめします。

不正利用とチャージバックについて

第三者による不正利用などを理由に、クレジットカード保有者が身に覚えのない請求であるために、代金の支払いに同意しない場合、クレジットカード会社は加盟店に調査を実施した上で、カード保有者への請求を取り消す場合があります。これを「チャージバック」といい、不正利用による被害からクレジットカード会員を守るためのルールの一つです。

チャージバックが確定した場合、加盟店は基本的に拒否することはできません。つまりオンラインショップなどでは、商品を発送したにも関わらず入金がされず、損害が発生する可能性があります。加盟店としては、チャージバックに備えるためにも、不正利用を未然に防ぐ対策が重要です。3Dセキュアのような本人認証の採用は有効な手段となり、万が一チャージバックが発生した場合でも、負担を免れる場合もあります。

3Dセキュアを使用した購入プロセス

カード所有者本人のリスクベース認証をもとに決済して頂けるので、 盗まれたカードや不正に入手されたカード番号等を使った不正利用が防止できます。

カード所有者のメリット

ユーザー様はリスクベース認証をはじめとした判定方法により、カードが盗難された場合でも不正利用を防ぐことができます。

加盟店のメリット

確実にカード所有者本人と認証できる場合のみ、取引を実行するため不正利用を防ぐことができます。

3Dセキュア対応の4つのブランド

サブスクペイは、顧客に安全なショッピングを楽しんでいただけるように、また加盟店に高いセキュリティを提供するために、 Visa Secure(Visa)、Mastercard® SecureCode™(Mastercard)、J/Secure™(JCB)、American Express SafeKey®(American Express)の4ブランドに対応しています。その他詳細は契約カード会社にてご確認いただけます。

Q&A

  • 3Dセキュアの導入を検討すべき業種は?

    レンタルサービスや高単価商品を取り扱う物販サービス、旅行サイトなど、一度に多額の決済が発生する事業者から多くご相談をいただいております。

  • カードブランドごとの3Dセキュアの違いは?

    各種カードブランドによって名称が異なります。Visaは「Visa Secure」、MasterCardは「Mastercard® SecureCode™」、JCBカードは「J/Secure™」、American Expressは「American Express SafeKey®」という名称で提供されております。その他詳細は契約カード会社にてご確認いただけます。

  • 3Dセキュア導入時の注意事項は?

    世界的には本人認証方法のスタンダードとなりつつありますが、国内では一般的なクレジットカードユーザーの認知度が低いことを考慮しておく必要があります。今後セキュリティ強化が進むにつれ、3Dセキュアの認知度も向上していくと予想されています。

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